
結論: 白浜町のMEO対策(Googleマップで見つけてもらう施策)の主戦場は、店名検索ではありません。観光客がいま立っている場所からの「近くの◯◯」検索です。和歌山県の観光統計によると旧白浜町地域には年間309万人が来ており、その多くが白良浜・温泉街・観光施設という「核」の周りで、食事や土産をスマホの地図で探します。Googleはローカル検索結果が主に「関連性・距離・知名度」で決まると説明しています。距離は動かせません。動かせるのは、カテゴリ(関連性)と「今開いているか」の正確さ。この2つに集中するのが白浜の地図対策です。
この記事の要点 対象読者: 和歌山県西牟婁郡白浜町(白浜・湯崎・堅田・日置・椿など)で飲食・土産・小売・宿泊・体験・生活サービスを営み、Googleマップからの来店・電話・ルート検索を増やしたい方 読了後にできること: 自店が「目的型」か「ついで型」かを確定し、カテゴリ・観光客目線の写真・特別営業時間という3点を、今週中にGoogleビジネスプロフィールへ入れられる状態になる
「あれだけ人が歩いているのに、地図では隣町の店が出てくるんです」
観光地の宿や店舗のSNS運用・集客支援に取り組む立場から見ると、白浜町の地図対策には他の町と決定的に違う前提があります。探す人のほとんどが、この町を初めて歩いているということです。地元客中心の町なら、多少情報が古くても常連は来ます。白浜では違います。初めての人は、カテゴリが違えば候補にすら入らず、「営業時間外」と表示されれば1秒で隣の店に流れ、二度と戻りません。
しかも「白浜 MEO対策」と検索しても、答えは出てきません。参照日(2026-08-28)に確認できた上位は、全国のMEO代行会社の自社ページと業者比較記事、それに静岡県浜松市など別の地域の対策ページで、和歌山の白浜の観光構造を前提にしたページはありませんでした。
この記事では、白浜町の事業者が地図から拾われるための6ステップと、そのままコピペで使える文例8本、業種別に最初に埋める項目、チェックリスト8項目を公開します。スマホでGoogleマップを開き、自店のページを表示しながら読み進めてください。
目次
まず結論|白浜町で地図から拾われる6ステップ(即効テンプレ)
短答: 費用はかかりません。やることは「型の確定」「カテゴリ」「写真」「特別営業時間」「口コミ返信」「数字の記録」の6つだけです。
| ステップ | やること | 今日できる最初の一歩 |
|---|---|---|
| 1. 型を確定する | 目的型かついで型かを決める | 直近10組の来店経緯を思い出す |
| 2. カテゴリを直す | 何屋かを機械に伝える | メインカテゴリを1つ見直す |
| 3. 観光客目線で撮る | 徒歩・初見の人向けに撮り直す | 道路から入口を1枚撮る |
| 4. 営業時間を埋める | 混雑期の臨時変更を先に登録する | 次の連休を1日登録する |
| 5. 口コミに返信する | 日英で全件に短く返す | 未返信の口コミを数える |
| 6. 数字を見る | ルート検索と通話を月1回記録する | 今月の数字を控える |

先に釘を刺しておきます。Googleは公式ヘルプのローカル検索結果のランキングを改善する方法で、「Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません」と明言しています。順位を保証するMEO業者の提案は、その時点で成立していません。費用の相場と業者の見極めはMEO(Googleマップ)運用代行の費用相場|料金表とチェックリスト【2026年8月】にまとめたとおり、この記事の内容はすべて無料で、自分でできます。
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白浜町で地図を開くのは誰か|核の周辺・滞在中・生活者
先に用語を整理します。
- MEO対策: Googleマップやローカル検索で自店が見つかる状態を作り、来店・電話・ルート検索を増やす取り組み
- Googleビジネスプロフィール: 地図と検索に出る自店の情報欄。登録・編集は無料
- カテゴリ: 「海鮮料理店」「土産物店」など業種を選ぶ欄。機械が「近くの◯◯」検索に自店を出すかどうかを決める最重要項目
- 特別営業時間: 祝日や臨時休業など、通常と違う日の営業時間を日付ごとに登録する欄
白浜町で地図を開く人は、3種類に分かれます。

構造を数字で見ます。和歌山県の令和7年観光客動態調査(速報値)によると、旧白浜町地域の観光客総数は309万327人。一方、白浜町の人口は町公式サイトによると1万9,193人(令和8年7月末現在)です。地図の「近く」検索の発生源は、圧倒的に町外から来た人ということになります。
さらに、白浜の来訪者は「核」の周りに集中します。海水浴なら白良浜、温泉なら湯崎・白浜温泉街、家族連れなら大型観光施設。人はまず核に行き、その前後の食事・土産・カフェを現在地から探します。あなたの店の商圏は「白浜町全体」ではなく、「どの核から徒歩・車で何分か」で決まっているのです。
もうひとつの白浜の特徴が外国人です。同じ調査で白浜町の外国人宿泊客数は14万7,547人泊(前年比135.9%)と、主要市町村別の表で最多。地図と口コミは、外国人観光客が唯一読める「日本語がなくても伝わる店情報」でもあります。
白浜町で地図から拾われる6ステップ(完全版)
ここからが本体です。文例はChatGPTなどの対話型AIに貼り付けて使います。( )の中を自分の店のことに書き換えて送るだけで、無料版で足ります。管理画面は、Google検索で自店名を検索するか、Googleマップアプリのアカウントメニューから「ビジネス プロフィール」で開けます。
ステップ1: 自店が「目的型」か「ついで型」かを確定する
最初にやるのは情報の追加ではなく、宛先の確定です。目的型=あなたの店に行くために白浜へ来る(または宿として予約して来る)。ついで型=観光の合間に「近くの◯◯」で見つけて寄る。直近10組のお客様がどちらだったかを思い出してください。

あなたは観光地の店舗のローカル検索に詳しい中立的なアドバイザーです。以下の材料から、私の店が「目的型(この店に行くために来る)」か「ついで型(観光の合間に近く検索で寄る)」かを判定し、それぞれで地図上に先に出すべき情報を整理してください。
【材料】
・店名と業種と所在地: (例: 和歌山県西牟婁郡白浜町の海鮮食堂)
・予約の有無と割合:
・近くにある観光の核と徒歩・車での時間: (例: 白良浜から徒歩5分)
・直近10組のお客様の来店経緯の実感:
出力: ①型の判定と根拠 ②その型で最優先に整える情報3つ ③型が混在する場合に売上の大きい側へ寄せる整理。材料にない来店動機を推測で断定せず、事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
ステップ2: カテゴリと「商品・サービス」欄で何屋かを機械に伝える
「近くのランチ」「近くのカフェ」と探す観光客に出てくるかどうかは、文章のうまさではなくカテゴリで決まります。メインカテゴリは1つ。実態より広い区分(「レストラン」「小売店」)ではなく、いちばん狭い区分(「海鮮料理店」「土産物店」)を選び、追加カテゴリで残りを補います。
あなたはGoogleビジネスプロフィールのカテゴリ設計に詳しい中立的なアドバイザーです。以下の材料から、メインカテゴリ1つと追加カテゴリの候補を整理してください。
【材料】
・業種と実際に提供しているもの: (例: 白浜町の食堂。海鮮丼・定食・夜は居酒屋)
・売上構成の大きい順に3つ:
・観光客が自分の店を人に説明するときの言い方: (例: 「白良浜近くの海鮮の店」)
・現在設定しているカテゴリ: (分からなければ「未確認」)
出力: ①メインカテゴリ候補3つと、それぞれで拾える検索・取りこぼす検索 ②追加カテゴリ候補5つ ③設定してはいけないカテゴリと理由。実際に提供していないもののカテゴリは提案しないでください。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
カテゴリを直したら「商品」「サービス」欄に値段を入れます。値段は、初めての町で財布の不安を抱える観光客の、最後のためらいを消す情報です。
あなたは観光地の店舗の商品情報を整える編集者です。以下の材料から、Googleビジネスプロフィールの「商品」または「サービス」に登録する項目案を10件、表形式(名称/価格/説明80字以内/所要時間の目安)で作ってください。
【材料】
・業種と所在地: (例: 白浜町の土産物店)
・実際に提供しているものと価格: (分かるものだけ・不明は空欄)
・観光客によく聞かれること: (例: 日持ち、持ち帰りやすさ、発送可否)
・季節や時間帯で出せないもの:
条件: 【材料】にない商品・価格・受賞歴を創作しない/価格が空欄のものは空欄のまま出す/「絶品」「日本一」などの誇張表現は使わない。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
ステップ3: 「歩く観光客」の目線で写真を撮り直す
白浜の中心部の観光客は、浴衣や水着上がりで歩いて移動します。車の看板写真より、「歩いていて見つけられるか」「入りやすそうか」「子連れで入れるか」が写った写真が効きます。次の8枚をスマホで1時間、撮り直してください。
| # | 被写体 | このカットで消える不安 |
|---|---|---|
| 1 | 歩道から見た店の正面(人の目線の高さ) | 歩いていて見つけられるか |
| 2 | 入口のドアと営業中の表示 | 今入っていいのか |
| 3 | 店内全景(席の間隔が分かる引き) | 混んでいないか、子連れで平気か |
| 4 | 看板商品と値段(数字が読める距離) | いくらかかるのか |
| 5 | メニュー表または料金表の全体 | 選択肢は何があるか |
| 6 | 駐車場の入口(車の人向け) | 車で行けるか |
| 7 | 店から見える目印(海・温泉街など) | 観光のついでに寄れる場所か |
| 8 | 雨の日でも分かる屋内の様子 | 天気が崩れても行けるか |
あなたは観光地の店舗の撮影ディレクションが得意なアドバイザーです。以下の材料から、Googleビジネスプロフィールに載せる写真の撮影リストを10枚分、表形式(番号/被写体/撮る位置と時間帯/このカットで消える来店前の不安)で作ってください。
【材料】
・店名と業種: (例: 白浜町のカフェ)
・お客様の来店手段の実感: (例: 徒歩7割・車3割)
・近くの観光の核: (例: 白良浜から徒歩3分)
・すでに載っている写真: (例: 3年前の外観1枚のみ)
・撮影に使える時間帯: (例: 平日15時)
条件: スマホ1台で撮れる内容に限る/歩行者の目線のカットを5枚以上入れる/実在しない設備を前提にしない。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
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ステップ4: 混雑期こそ「特別営業時間」を先に登録する
Googleは公式ヘルプで、ローカル検索結果に表示される可能性について「ビジネス情報の内容が充実していて正確なほど、ローカル検索結果に表示される可能性が高くなります」とし、充実させる要素に「営業時間(特別営業時間を含む)」を挙げています。正確さそのものが露出の材料です。
白浜で事故が起きるのは繁忙期です。夏の延長営業、連休の臨時営業、台風の臨時休業、冬の短縮営業。通常の営業時間欄だけ直して戻し忘れると、309万人が見る画面に間違った情報が出続けます。臨時の変更は必ず「特別営業時間」に日付で登録してください。
あなたは観光地の店舗の営業情報の棚卸しが得意なアドバイザーです。以下の材料から、Googleビジネスプロフィールに登録すべき「特別営業時間」の一覧と、登録すべき属性のチェックリストを作ってください。
【材料】
・業種と通常の営業時間・定休日:
・今後12か月で通常と異なる日: (例: 盆は延長、正月は休み、海開き期間は早開け)
・繁忙期に変わること: (例: ラストオーダーが早まる、予約優先になる)
・設備の有無: (駐車場・カード決済・電子マネー・テラス席・ベビーカー可のうち実際にあるものだけ)
出力: ①日付つきの特別営業時間の一覧 ②登録すべき属性と保留すべき属性の2分類 ③登録漏れが起きやすい日3つ。【材料】にない設備を「あり」にしないでください。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
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説明文には、核からの距離と入り方を書きます。
あなたは観光地の店舗の紹介文づくりが得意なライターです。以下のひな形を【材料】で書き換え、Googleビジネスプロフィール用の説明文を300字以内で仕上げてください。観光の核からの距離と行き方を必ず前半に入れてください。
ひな形: 「〇〇(店名)は、和歌山県西牟婁郡白浜町の□□(業種)です。◇◇(白良浜・温泉街などの核)から徒歩◯分。(一番の自慢を1〜2文)。(営業時間・定休日・支払い方法のうち事実のものだけ)。(駐車場の有無と台数)。」
【材料】
・店名と業種:
・一番の自慢(事実のみ):
・近くの核と徒歩・車での時間:
・営業時間・定休日・支払い方法:
・駐車場:
条件: 【材料】にない設備・受賞・実績は書かない/「日本一」「最高」などの誇張は使わない/住所は「和歌山県西牟婁郡白浜町」と正式表記で書く。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
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ステップ5: 口コミに日英で返信し、表記を「和歌山県白浜町」でそろえる
Googleは公式ヘルプのクチコミの管理ページで「クチコミに返信することで、ユーザーの意見を尊重していることをアピールできます」と説明しています(返信にはオーナー確認が必要です)。白浜で特に重要なのは、返信を読むのが書いた本人ではなく、次に来る観光客だという点です。外国人宿泊が県内最多のこの町では、英語の口コミも日常的に入ります。短くていいので全件に返す。英語はそのまま使える文例を英語の口コミ返信 例文30選|ホテル・民宿・飲食店でそのまま使える【2026年8月】に用意しています。
あなたは観光地の店舗の口コミ返信を整えるアドバイザーです。以下の材料から、口コミ返信の方針1枚(高評価・低評価・英語の3種類の返信ひな形つき、各80字または2文以内)を作ってください。
【材料】
・業種と店の事実: (例: 白浜町の食堂・繁忙期は待ち時間が出る)
・よく書かれる好意的な内容:
・よく書かれる指摘: (例: 混雑、提供の遅さ)
・実際に改善したこと・できていないこと:
条件: 言い訳をしない/改善していないことを約束しない/低評価への返信は感謝→事実→改善または現状の順にする/英語は中学レベルの平易な文にする。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
あわせて表記の統一です。「白浜」は千葉県南房総市や静岡県下田市にもある地名です。ビジネス名はGoogleのガイドラインどおり「正確なビジネス名(店舗、ウェブサイト、ビジネスレターなどで一貫して使用し、顧客に認知されている、実際のビジネスの名称)を使用します」。店名欄に「白良浜近く」「南紀白浜」を足すのは違反(マーケティング文言・営業時間情報は不可)で、停止されれば地図から消えます。地名は住所・説明文・投稿に、「和歌山県西牟婁郡白浜町」の正式表記で書いてください。
ステップ6: 順位ではなくルート検索と通話を月1回見る
管理画面の「パフォーマンス」で見るのは、表示回数ではなくルート検索(行こうと決めた人の数)と通話です。観光地は季節の波が激しいので、判断は前月比ではなく前年同月比で行います。
あなたは観光地の店舗の集客データを読むアドバイザーです。以下のGoogleビジネスプロフィールの数字から、施策の効果と季節要因を切り分けて整理してください。
【材料】
・所在地と業種: (例: 白浜町の土産物店)
・今月の表示回数/ルート検索/通話:
・前月と前年同月の同3項目: (なければ「なし」)
・今月に実施した施策: (例: カテゴリ変更、写真8枚追加、特別営業時間12日登録)
・今月の地域の特殊事情: (例: 連休が1日多い、台風で2日休業)
出力: ①季節・観光の波で説明できる変動 ②施策の効果と考えられる変動 ③来月やるべき施策3つ(優先順位つき)。データにない因果を断定せず、事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
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業種別|白浜町で最初に埋める項目
| 業種 | 最初に埋める項目 | 効く理由 |
|---|---|---|
| 飲食 | 狭いカテゴリ、値段が読める写真、営業時間と中休み、混雑期の特別営業時間 | 「近くのランチ」検索は距離とカテゴリと今開いているかで決まるため |
| 土産・小売 | カテゴリ、定番商品と価格、発送可否、閉店時刻 | 帰る前の駆け込み検索は閉店時刻との勝負になるため |
| 宿泊・体験 | 店名・住所の正確さ、公式サイトへのリンク、口コミ返信、写真の量 | 目的型は店名検索と口コミの質で予約が決まるため |
| 生活関連サービス | カテゴリ、電話番号、受付時間、駐車場 | 生活者と長期滞在者は電話と正確さで選ぶため |

事業者の体制も踏まえておきます。和歌山県の令和3年経済センサス活動調査の集計によると、白浜町の民営事業所は1,022事業所・従業者9,441人で、1事業所当たり9.2人。宿泊業・飲食サービス業が264事業所と最多で、卸売業・小売業214、生活関連サービス業・娯楽業82と続きます。専任の担当を置ける規模ではないからこそ、この記事は「一度直せば残る項目」から並べています。毎日の投稿は不要です。
【要注意】白浜町のMEO対策で外す4つのパターン
失敗1: 「白浜で1位にします」という業者に頼む
❌ よくある間違い: 「"白浜 ランチ"で上位保証」という営業電話に月額数万円で契約する。
⭕ 正しいアプローチ: 順位保証をうたう提案は断る。頼むとしても、本記事の6ステップの作業代行として、作業内容と費用の内訳で比べる。
なぜ重要か: Googleが公式に「ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません」と明言している以上、順位の保証は誰にもできません。しかも地図の順位は検索する人の現在地で変わります。白良浜にいる人と温泉街にいる人では、同じ検索語でも並びが違うのです。業者の見極めはMEO(Googleマップ)運用代行の費用相場|料金表とチェックリスト【2026年8月】を先に読んでください。
失敗2: 地元向けの感覚で「知っている前提」の情報にする
❌ よくある間違い: 「場所は分かるはず」「中休みは常識」と、初めての人に必要な情報を省く。
⭕ 正しいアプローチ: すべての情報を「今日初めて白浜に来た人」基準で書く。核からの距離、入り方、中休み、ラストオーダー。
なぜ重要か: 白浜の地図を開く人の大半は町外から来た初見の人です。人口1万9,193人の町に309万人が来る以上、「常連なら分かる」情報設計は、見込み客の大半を捨てる設計と同じです。
失敗3: 繁忙期に情報がずれる(そして冬に放置する)
❌ よくある間違い: 夏の延長営業も冬の短縮も反映せず、営業時間が1年中同じ表示のまま。
⭕ 正しいアプローチ: 季節の変更は特別営業時間に日付で登録し、通常時間はいじらない。冬も月1回だけ情報を見直す。
なぜ重要か: 「開いていると書いてあったのに閉まっていた」体験は、低評価の口コミとして残り続けます。逆に、日帰り客が減り宿泊が増えている今の白浜では(前掲の県調査で日帰り98.7%・宿泊105.8%)、夜と早朝の正確な営業情報の価値が上がっています。滞在客は夕食後と翌朝にも地図を開くからです。
失敗4: 地図を入口に使い、受け皿を作らない
❌ よくある間違い: 地図の情報整備で満足し、プロフィールからの誘導先(公式サイト・SNS・予約導線)が空のまま。
⭕ 正しいアプローチ: 地図=現地検索の入口、SNS=来る前の比較の入口、公式サイト・LINE=受け皿、と役割を分けてそろえる。
なぜ重要か: 目的型の店・宿は、地図で見つけた人が最後に公式情報で確認してから決めます。来る前に選ばれる発信の設計は白浜のSNS運用代行|300万人が来る町で自分の店が選ばれる発信設計【2026年8月】で、県全体の地図対策の基本は和歌山のMEO対策|観光客と地元客の両方に見つかる7ステップ【2026年8月】で扱っています。
ここまでの内容は、費用ゼロであなた1人で実行できます。それでも「カテゴリの判断に迷う」「写真と登録を一気に片づけたい」という場合の選択肢として、株式会社Tip(※当コラムの運営元です)でもMEO対策を扱っています。料金は作業範囲によって変わるため個別見積りで、税区分等の詳細は無料ヒアリングでご案内します。順位や来店数を保証することはできません。代表は白浜へ生活ごと移す準備を進めており、無料ヒアリング(最大60分)は現地対面でも実施できます。
「うちの宿の場合はどうすればいい?」——そんな段階のご相談こそ歓迎です。
最大60分の無料ヒアリングで、貴施設の集客の現在地と次の一手を一緒に整理します。
※契約を前提とした営業は一切いたしません。30分の情報交換のみでも歓迎です。
地図から拾われる店・拾われない店(チェックリスト8項目)
短答: 8項目のうち0〜2個ならステップ2から、3〜5個ならステップ4から、6個以上ならステップ6の記録だけ続けてください。
- □ 自店が目的型かついで型かを決め、打ち手を寄せてある
- □ メインカテゴリが実態のいちばん狭い区分になっている
- □ 「商品」「サービス」欄に値段が入っている
- □ 歩行者目線の写真(正面・入口・店内・値段)が揃っている
- □ 今後12か月の連休・盆・正月・季節変更が特別営業時間に登録されている
- □ 口コミに日英とも全件返信している
- □ 店名欄にキャッチコピーや地名を足さず、住所・説明文は「和歌山県西牟婁郡白浜町」で統一している
- □ ルート検索と通話を月1回、前年同月比で記録している

特に見落とされやすいのが5番目です。営業時間の正確さは地味ですが、Googleが公式に「充実していて正確なほど表示されやすい」と言い切っている数少ない要素であり、初見の客ばかりのこの町では、そのまま口コミの星を守る防具にもなります。
来訪309万人・外国人宿泊は県内最多|白浜町で地図が効く理由
短答: 白浜町の地図検索は「人口1万9,193人の町」ではなく「年間309万人が歩く観光地」の規模で発生しています。
数字を並べます。旧白浜町地域の観光客総数は309万327人(前年比102.8%)。内訳は宿泊181万7,488人泊(105.8%)、日帰り127万2,839人(98.7%)で、日帰りが減って宿泊が増える構造変化が進んでいます。滞在時間が延びれば、1人が地図を開く回数(夕食・夜・翌朝・帰る前)も増えます。
外国人はさらに顕著です。白浜町の外国人宿泊客数は14万7,547人泊(前年比135.9%)で、県の主要市町村別の表では和歌山市(14万4,106人泊)を上回り最多。県全体の外国人宿泊も約71万4千人泊(前年比139.8%)と過去最高です。外国人観光客にとって、翻訳が効く地図アプリと口コミは日本語の看板より頼れる情報源で、写真・値段・営業時間という「言語に頼らない情報」の価値が特に高い客層です。
一方で正直に書いておきます。白浜町単独の「Googleマップ経由の来店数」という統計は公表されていません。この節の数字は検索が発生する環境の規模を示すもので、効果を保証するものではありません。判定は、あなたの店のパフォーマンス画面のルート検索と通話で行ってください。
よくある質問
Q. 白浜町でGoogleマップからの集客を増やすには、何から始めるべきですか?
メインカテゴリの見直しです。実態のいちばん狭い区分に直すだけで、「近くの◯◯」検索の候補に入る条件が整います。5分で終わり、費用はかかりません。次に値段が読める写真、その次に特別営業時間の登録。ここまで合計2時間ほどです。
Q. MEO対策の業者から営業電話が来ます。頼むべきですか?
順位保証をうたう提案は断ってください。Googleは順位操作の依頼や金銭を一切受け付けないと公式に明言しています。作業代行として頼む場合は、作業内容(カテゴリ・写真・特別営業時間・口コミ返信のどこまでか)と費用の内訳で複数社を比べます。相場と契約前チェックはMEO(Googleマップ)運用代行の費用相場|料金表とチェックリスト【2026年8月】にまとめています。
Q. 「南紀白浜」「白良浜近く」を店名に入れてもいいですか?
いけません。Googleのガイドラインは、店名欄には実際のビジネス名だけを使い、キャッチコピーや営業時間情報を含めることを認めていません。違反が確認されればプロフィール停止の対象で、地図から店が消えます。地名や核からの距離は、説明文と投稿に書いてください。
Q. 千葉や静岡の「白浜」と混ざりませんか?
混ざります。「白浜」は南房総(千葉)や下田(静岡)にもある地名です。対策は、住所・説明文・自社サイト・SNSのすべてで「和歌山県西牟婁郡白浜町」の正式表記を使い、「南紀白浜」「白良浜」「湯崎」などこの町にしかない語を説明文に置くことです。店名欄に足すのではなく、それ以外の場所でそろえるのが原則です。
Q. 英語の口コミが来ました。日本語で返してもいいですか?
英語で短く返すことをおすすめします。返信を読むのは書いた本人より、これから来る外国人観光客だからです。2文で足ります。感謝+事実(または改善)の型で、そのまま使える文例を英語の口コミ返信 例文30選|ホテル・民宿・飲食店でそのまま使える【2026年8月】に用意しています。
Q. 順位を毎日見ていますが、上がりません。
順位の定点観測は白浜ではほぼ意味を持ちません。地図の並びは検索する人の現在地・時間帯・検索語で変わり、白良浜にいる人と温泉街にいる人では結果が違うからです。見るべきはパフォーマンス画面のルート検索と通話、比べるのは前年同月です。
Q. 宿泊業です。予約サイトに出ているので地図は不要ではありませんか?
不要ではありません。予約前に宿名で検索して地図の口コミと写真を確認する人、現地で「今夜泊まれる宿」を探す人の両方が地図を通ります。宿名検索の正確さ・口コミ返信・公式サイトへのリンクの3点は、予約サイト経由の予約率にも直予約にも効く土台です。
Q. 冬の閑散期は何もしなくていいですか?
登録情報の見直しを月1回だけ続けてください。冬こそ、日帰りが減って宿泊中心になった客層が「夜開いている店」「朝食を出す店」を探す季節です。短縮営業を特別営業時間に登録し、冬の写真を1枚足す。それだけで「冬は閉まっていそう」という誤解を防げます。
まとめ|今日から始める3つのアクション
- 今日やること(5分): メインカテゴリを開き、実態のいちばん狭い区分になっているか確認して直す
- 今週中にやること: 歩行者目線の写真8枚を撮って追加し、値段を「商品・サービス」欄に入れる
- 今月中にやること: 今後12か月の特別営業時間を登録し、未返信の口コミに日英で全件返信し、ルート検索と通話の記録を始める
白浜町の地図で勝負を分けるのは、広告費でも業者選びでもありません。初めてこの町を歩く309万人に、「何屋で、今開いていて、いくらか」を正確に見せられるかどうかです。まずはカテゴリの5分から始めてください。
次回予告: 来る前の比較で選ばれるSNS側の設計は、白浜のSNS運用代行|300万人が来る町で自分の店が選ばれる発信設計【2026年8月】で公開済みです。地図とSNSの受け皿をそろえるところまでが、白浜の集客の土台になります。
集客の実務、まるごと任せることもできます。
SNSアカウントお試し2投稿 ¥3,000/ホームページ制作 ¥5,000/公式LINE構築 ¥2,000。
まず実物で、私たちの仕事をお確かめください。
参考・出典
以下はいずれも2026年8月28日に内容を確認しています。
Google公式ヘルプ
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ローカル検索結果のランキングを改善する方法」(「ローカル検索結果は、主に関連性、距離、知名度に基づいて表示されます」/「ビジネス情報の内容が充実していて正確なほど、ローカル検索結果に表示される可能性が高くなります」/充実させる要素として「営業時間(特別営業時間を含む)」/「Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません」)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」(ビジネス名は「正確なビジネス名(店舗、ウェブサイト、ビジネスレターなどで一貫して使用し、顧客に認知されている、実際のビジネスの名称)を使用します」。マーケティングタグライン・店舗コード・営業時間情報・電話番号やURLは含められない。住所は「店舗住所やサービス提供地域は詳細かつ正確に記載します」)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ユーザーからのクチコミを管理する」(「クチコミに返信することで、ユーザーの意見を尊重していることをアピールできます」/「クチコミに返信するには、ビジネスのオーナー確認を行う必要があります」)
公的統計・自治体
- 和歌山県「令和7年観光客動態調査(速報値)」(旧白浜町地域: 観光客総数3,090,327人・前年比102.8%、宿泊1,817,488人泊・同105.8%、日帰り1,272,839人・同98.7%。白浜町の外国人宿泊客数147,547人泊・前年比135.9%〈主要市町村別の表で最多、和歌山市は144,106人泊〉。県全体の外国人宿泊約714千人泊・前年比139.8%。速報値は確定値で改定される場合があります)
- 白浜町公式サイト(人口19,193人・世帯数10,964世帯、令和8年7月末現在)
- 和歌山県「令和3年経済センサス-活動調査(確報)結果」(第Ⅰ-1表: 白浜町の民営事業所1,022事業所・従業者9,441人〈事業内容等不詳を除く〉・1事業所当たり9.2人。第Ⅰ-2表: 宿泊業・飲食サービス業264事業所、卸売業・小売業214事業所、生活関連サービス業・娯楽業82事業所)
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著者: 河原将太(かわはら・しょうた) 株式会社Tip 代表取締役社長(※当コラムの運営元です)。東京都立大学在学中に法人化し、現在も在学中。上場企業を含む20社以上へのコンサルティング、大手エネルギー関連企業へのAIコンサルティングの実績があります。観光地の宿・飲食店のSNS運用と集客支援に取り組み、白浜(和歌山)へ生活ごと移す準備を進めています。宮古島・伊豆へも現地訪問で対応。→ 詳しいプロフィール
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